5.扉を開いた友人

５.扉を開いた友人

「扉開き」の日、実はもう一人の友達も一緒に受けていた。

彼女は、私と同時進行で、私とは違うナチュラルスピリットに出会った。

初めは白いドレスを着た女性が現れ・・・
その上に仙人のようなおじいさんもいた・・・と。
それから白蛇・・最後に白鳩が出てきて・・白蛇と白鳩が合体して、
物すごく早いスピードで、黄金の光を浴びながら・・

白龍に変わったと言った。

マジか・・・。


彼女は、その時点で、白龍をはっきり見ていた。
簡単に書いたが・・数時間、かかっている。
レイさんは、私と彼女の二人を、交代で扉を少しずつ開いていった。

彼女も霊感も何もなく、特に何の勉強も、何のセミナーも受けたことがなく
そして、さほどスピチュアルな事にも、興味もないようだった。

だから、私はとても驚いた。
「本当に見えるの？」と聞くと、
彼女ははっきり「見えている」と言った。

そして、驚くことに…
その時から すぐに、彼女は白龍と話しだした。

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▼白龍のことば
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そして白龍がこう言っていると言った。
「君の望みは何だい？ボクが何でも叶えてあげる。言ってごらん」 と。


いやいやいや・・・
ちょっと待て。ちょっと待ってよ。


私は羽衣の天使さまと出会ったが、会話はしていない。
何も聞こえなかった。
そんな事も言われていない。

何それ？
何〜？
何でも？って！あれも？これも？
叶えてくれるの？！

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▼嘘でしょ？
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しかし、しかし彼女は、
「叶えて欲しいこと？特にないかなぁ〜」と言った。


いやいや…あるでしょう？
普通、星の数ほどあるでしょう？
鳳凰toto：よっぽど欲深い

白龍さま
あなたは、彼女がこう言うのをわかっていて、言ったのでは？
んー…きっとこういう人だから、叶えてもらえるんだなぁと思った。


私なら、怒涛のごとく出てきそうだもの。
鳳凰toto：すごく欲深い

こうして、
私たちの不思議な、かつ、真実の世界が始まった。
彼女はこれがスタートというか、もうすでに「一日にして成った」タイプ。

そして、私は、スタートどころか・・あまりの違いに
これから・・落ち込み・・マイナスからのスタートになってしまった。


だからわかる。できない人の気持ちが。
だからいいんだ。それでいいんだ。
人と比べるなと言いながら、比べまくってた。




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